前回「ぼくらのふしだら」~性欲の天使と悪魔~のあらすじはこちら>>>
「ぼくらのふしだら」をスマホで、無料試し読みする方法はこちら>>>
胸元の痣
主人公の結城美菜実はグズでのろま…
自分でも良く分かっている為、
日々ただならぬ努力をしていたのでした。
ここ三ヶ月学校へ来ていない
幼馴染の鏑木信一を学校へ登校させるべく、
信一の自宅へ訪れますが、痛々しい美菜実を見て信一は言います。
「…もうそういうのやめたら?美菜実ちゃん…
僕は価値とか関係なく…
君のことが好きなんだよ」
努力を否定されると自分の生きている事を
否定されるのと同じ事になってしまう美菜実は戸惑います。
帰宅すると、唯一の肉親である祖母に罵られる日々…
絶対に抜け出してみせる…
その為には頑張るしかない…
しかし…日増しに性欲が強くなる美菜実の性欲…
あっあっあっ…
んんんーーーーーーーっ!!
自身をベッドで慰めていたある日、
天井に宙に浮いた女の姿が現れて言うのでした…
「君はじきに性欲が抑えられなくなり…
このままだと稀代の女強姦魔
として名を残すことになるでしょうね。」
そして翌朝…夢だと思った美菜実は鏡を見て愕然とします。
その胸元には794という数字の痣が…
「ぼくらのふしだら」をスマホで、無料試し読みする方法はこちら>>>
美菜実は自身の頭の回転の悪さがゆえ努力をし、
将来を悲観していました。
足りない…足りない…
幸せになるためには…
全てにおいて時間が足りない…
ボロボロと涙を流しながら机に向かい続ける美菜実…
そんな美菜実を見下ろして女は言います。
「それがキミの願望なのね…
じゃあその望み叶えてあげる…。」
と、あの夜女は言っていた気が…と、
昨晩を思い出す美菜実でしたが、あまりの非現実的な事に、
やはり夢だったと思い直すのでした。
この日の小テストも時間が足りない美菜実は…
あと十分…間に合わない…
時間さえあれば…
少しでも解かなきゃ…
でももう五分しかない…
畜生!!!
私にはいつも時間が足りない…
時間さえあれば…
時間が止まれば!!!
その瞬間…?!
「ぼくらのふしだら」をスマホで、無料試し読みする方法はこちら>>>
次回「ぼくらのふしだら」~時間よ止まれ!~のネタバレはこちら>>>