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再び再会した二人
主人公の小出美咲は、ストーカー被害に遭っていました。
そんな折に、家に訪ねてきたのが、
警視庁第一課の新納康平…
そう…一年前に別れた恋人だったのです…
戸惑う美咲でしたが、昔のように素直に接してくれる康平に、
不覚にもときめいてしまうのでした。
康平が美咲の家に来るようになってからストーカーは、
パタリと接触しなくなっていたのでしたが、そこには不穏な影が…
あのまま別れずにどうせいか結婚してたら…
こんな時間も持てたのかな…
付き合ってた時にこんな時間が取れていたら…
ずっとこうしてられたらいいのに…
康平もそう思ってくれないかな…
そう思っていた矢先…偶然にも二人の手が重なって…
康平は、思わず美咲に口付けます…
んっ…んんっ…ふ…っっ…
あっ…康平っ…
「美咲…」
「康平…っお願い…早く…早くっっ…」
ふと我に返った康平は、手を止めて、頭を冷やしに外へ出るのでした。
どうして…
あのまま抱いてくれたらよかったのに…
抱かれたかったのに…
仕事だもんね…康平にとっては…
羞恥心で涙している美咲の傍、
康平はポストに投函されている郵便物を見つけるのでした。
今夜は仕事があって泊まれないと言う康平に、
気持ちを気づかれてしまったかなと落ち込む美咲…
「毎日ありがとうね、すごく心強かった」
どうしよう胸が痛い…
このまま終わりにしたくない…
行かないで…康平…
そう思いつつ、美咲は笑顔で康平を見送るのでした。
そして、夜中…
物音でふと目が覚めた美咲は、
康平が帰ってきたと思い玄関を開けると…
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