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万石組組長の娘
主人公、新米看護師の小沢桃花の働く病院には、
特別病室という、政治家の先生などの特別な患者さんが
利用している病棟があるのでした。
そこへ、入院していた宗石生織…
そう…あっち系の三代目…。
実は、この三代目は桃花の義理の兄でした。
相思相愛で結ばれた二人…
本家の娘の姫乃は生織の結婚が面白くなく、
特別病室に入院して、桃花の様子を伺います。
最終的に、桃花の事を気に入った姫乃…
今回は、そんな姫乃姐さんのお話です…
生粋の極道のお嬢様(年齢不詳)の姫乃
そんなお嬢は年下がお好き…美麗な組員は、
稚児さん…つまりツバメとしてお手がつくのでした。
生織もその一人であった事は、さておき…
今、姫乃が目をかけてるのが、
壮吾と言う生意気で可愛い組員でした。
「おかえり!お嬢!!」と馴れ馴れしく言う壮吾に、
姫乃は、叱責しながらも可愛く思っているのでした。
「今夜もまたお説教しないとねぇ」
壮吾は、25歳若いクセに頭がキレることから、
姫乃の父である組長の目に留まり、今では若頭補佐見習い
と言う役職まで登ってきたのでした。
若い組員に、喧嘩を売られても相手にしない壮吾を傍目に見ていて
評価する姫乃。
私の可愛い男…
その夜、寝室で…
「お嬢…俺、めっちゃ愛してる」
そう言って口付けする壮吾に…
「ふふ、お前が言うと安っぽいんだよ」
と、背中の牡丹の刺青を露わにして笑う姫乃。
相手にしない姫乃に壮吾は…
「お嬢のその余裕…俺ムカつく…」
そう言った壮吾は姫乃を押し倒して…
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