「ぼくらのふしだら」~副会長の秘密~あらすじ ネタバレ 無料試し読み

 

 

 

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副会長の秘密

 

主人公の結城美菜実はグズでのろま…

自分でも良く分かっている為、

日々ただならぬ努力をしていたのでした。

 

そんな美菜実が高校の副会長に就任します。

全校の前で、挨拶を終えた後、トイレに篭る美菜実は、

同級生たちの悪口を聞いてしまいます。

 

「全く…何考えてんだか、絶対失敗するわよ

あの根暗は!あいつみたいに頭でっかちで、

トロイ人間がする仕事じゃないだろうに…」

 

そう話すのはクラスメイトの安済…。

小中学校が一緒だった安済は、

美菜実のトロさを嫌という程知っているのでした。

 

それを聞いていた、美菜実は個室から出てきます。

「盗み聞きとはいい趣味ね…」

と喧嘩を吹っかけてくる安済に、美菜実は…

「不快にさせてしまったのならごめんなさい…

自分の力不足は自覚していますが、

役職に恥じぬよう頑張りますので…」

俯き加減にそう話します。

そして笑顔で言うのでした。

「どうぞ、ご鞭撻よろしくお願いします」

 

トイレから出ると担任に声をかけられる美菜実…

「今日のスピーチよかったぞ、ところで鏑木の事なんだが…」

美菜実の幼馴染の鏑木信一は、ここ三ヶ月学校へ来ていませんでした。

「いつまでも休まれると俺の評価に響くんだよな…

幼馴染なんだろ、なんとかしてくれよ」

と言う担任教師になんとか説得すると言う美菜実…

 

だったら自分でしてくださいよ

この怠慢教師!!!

 

…なんてことはもちろん言わない…

だって私は「いい子」だから…

 

美菜実を「いい子」にした壮絶な過去とは…

 

 

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